書類を探していたら、本棚から古い資料が出てきた。
北海道の林産業の歴史が書かれている。
明治以前、北海道開拓の始まる江戸初期から北海道の一部に和人が住み、木材を利用して来た事が
載っている。
一気に時代を進めて、戦後昭和30年代高度成長期。
木材需要が急増し、国内の木材価格が上がって外材の価格に近づいたことで、外材の輸入を促したと書かれている。
一時的には良かったが、...
供給が間に合わずに輸入材を入れたということは、知られていることだと思う。
少し前までは、国内の林産業は、安い輸入材に押されて衰退したと説明されていた。
価格が上がることはもちろん歓迎することではあるが、同時に安定供給が出来なければ、
歴史を繰り返すことになりかねない。